お家の外壁の色がとても気に入っていて、この色を変えたくないって思った時どのようにしたら良いのかわからない人も多いでしょう。
外壁塗装をしたら、同じ色になるとはいえ、やっぱりどこか変化するのではと考えることもありませんか?
実際に外壁塗装で色を変えないで行うことができるのでしょうか?
今回は、外壁塗装で色を変えないで行う方法をご紹介いたします。
参考にしてみてくださいね。
外壁塗装で色を変えたくない時は透明塗料がおすすめ
外壁塗装で色を変えたくないとき、どのように対処することができるのかわからない方も多いでしょう。
そんなときは、透明塗料がオススメですよ。
透明塗料を使えば、色や今のデザインを変えずに、外壁を強くすることができるのです。
透明塗料とは、添加剤と合成樹脂のみで作られていて、顔料が入っていません。
クリヤー塗装とも呼ばれていますよ。
無色透明の塗料を使うことで、色をそのまま維持しながら外壁の保護をできるようにするのです。
この透明塗料には、艶の有無も選ぶことができるようになっていますよ。
デザインも変えることなくできるので
- 2色以上使ったサイディングを組み合わせている外壁
- レンガ調になっているサイディング
- とても凝った外壁になっている
こんな場合でも、使えるのでとても重宝します。
透明塗料を使うことで、外壁はしっかり強化し保護することができます。
透明塗料を使ったときのお値段も気になりますよね。
相場は以下のようになっていますよ。
塗料のグレード | 単価相場 | 費用相場 |
シリコン系クリアー塗料 | 約800~約1,200円 | 約472,340~約566,740円 |
フッ素系クリアー塗料 | 約1,200~約1,600円 | 約578,540~約649,340円 |
無機系クリアー塗料 | 約1,400~約1,600円 | 約613,940~約661,140円 |
自分のお家の外壁に使われている塗料によって変わってくるので、お願いする業者さんとしっかり相談してみてくださいね。
正確な費用が気になる場合には外壁塗装の窓口を使うと簡単に知ることができますよ。
↓匿名・無料で相場を調べてみる↓
外壁塗装で透明塗料を使うのメリット・デメリット
外壁塗装で透明塗料を使った時のメリットをご紹介いたします。
- デザインや色を変えずに外壁塗装を行うことができる
- チョーキングが起こらない
- 施工回数が少ないので、費用も抑えられる
- 外壁そのものの艶を出すことができる
デザインや色を変えずに外壁塗装を行うことができる
今の色やデザインをそのまま維持して家の強化をすることができます。
透明塗料を使うことで、家をしっかり保護することができるのです。
チョーキングが起こらない
透明塗料には顔料が含まれていないので、これが劣化してチョーキングが起こるということはありません。
壁を触って白い粉がついてくるということがないのです。
施工回数が少ないので、費用も抑えられる
透明塗料の場合、下地をそのまま生かした塗装法になるので、時間も、使用する塗料も少なくて費用も抑えられるますよ。
外壁そのものの艶を出すことができる
無色透明の塗料を使うので、外壁材そのものにも艶を出すことができるのです。
外壁塗装で透明塗料を使うデメリット
外壁塗装で透明塗料を使った時のデメリットをご紹介いたします。
- 劣化がひどい時はできない
- コーティングされているお家には使えない
- 築10年未満のお家に使うのが良いとされている
- チョーキングがないので、劣化しているか見分けにくい
劣化がひどい時はできない
お家の壁の劣化がひどい時は、透明塗料を使うことができないのです。
壁にひび割れが起きていたり、チョーキングが起きていたりすると使えません。
修復した後に使えるのではとも考えますが、補修したところを隠すことができないので、見た目が悪くなってしまいダメなのです。
コーティングされているお家には使えない
サイディングには光触媒や無機などでコーティングされている種類のものがあって、このような特殊なコーティングがされている壁には使うことができないのです。
この上に透明塗料を使うと、上手に塗料がのらずに剥がれてしまう原因になってしまいます。
だから残念ですがこのような壁の場合は使えないのです。
築10年未満のお家に使うのが良いとされている
お家の劣化が進まないうちになるべく早めに透明塗料を使うのが良いとされています。
もし透明塗料を考えているのであれば、なるべく早めに相談し行うようにしてくださいね。
壁にヒビが入っていたり、コーティングされていると残念ながら使用することができなくなりますよ。
チョーキングがないので、劣化しているか見分けにくい
壁を触ると粉がついて、あっそろそろ外壁塗装を考えなくちゃと思えるのがチョーキングなのです。
でも、透明塗料を使った場合、この方法は使えません。
塗膜の劣化の状況を判断しづらく、見逃してしまい大きな問題につながってしまう可能性もありますよ。
まとめ
外壁塗装で色を変えたくないときにどのようにしたら良いのか詳しくご紹介いたしました。
色とデザインをそのまま変えることなくできるものとして透明塗料がオススメです。
ただし、透明塗料ができる外壁には限りがありますよ。
外壁にひび割れがしていない、コーティングが使われていないお家に向いています。
実際に使うことができるのか見極める必要がありますよ。
透明塗料でお願いしたい時は、まずは信頼できる業者の方に相談してみてくださいね。