外壁塗装に黒の色を使っているお家も見かけますよね。
シックな色で汚れも目立たなそうだしよさそうに思いませんか?
でも、黒色を選ぶと、お部屋がとても暑くなるのだとか。
えっ!冬場は良いけど、夏は大変そう。。って思う人もいるでしょう。
でも実際はどうなのでしょうか?
外壁塗装の色が黒いと室内が暑くなってしまうのか、黒色にする場合もメリットやデメリットなどをご紹介いたします。
参考にしてみてくださいね。
外壁塗装の色を黒くすると室内が暑くなるのか?
外壁塗装の色を黒くすると室内が暑くなるってほんとうなのでしょうか?
結論から言うと、そこまで暑くなると言うことではないです。
お家の外壁を黒くしても、室内までは影響はそんなに出ないのです。
お家がどの方角に立っているかによっても、壁に太陽の光が当たる具合が変わってきます。
全く日差しが当たらない北側などの壁はずっとひんやりしたままです。
室内の暑さは、外壁よりも窓から入ってくる日差しの影響が大きいですよ。
外壁は熱くなるので要注意!
ただし黒は、熱を吸収しやすい色なので、どうしても熱を吸ってしまいます。
特に夏場の暑い時は、外壁が熱を吸収してとても熱くなるので、ちょっと壁に触れただけでもヤケドをしてしまうこともあるのです。
室内の温度は、断熱材を入れることで緩和させることも可能ですが、外の壁は熱をそのまま取り込んでしまいます。
小さなお子さんや、ペットがいるお家では不向きな色でしょう。
うっかり触ってしまってヤケドしてしまったら一大事です。
次の項目で外壁の色を黒色にした場合のメリットとデメリットをご紹介いたします。
外壁の黒色にする場合のメリットデメリット
外壁の色を黒色にしたとき、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリット
- 冬場はとても暖かい(断熱材がないところ)
- とてもおしゃれな感じクールな感じに仕上がる
- 雨だれやカビなどの汚れが目立たなくなる
- 家を見つけやすくなる
冬場はとても暖かい(断熱材がないところ)
壁の色を黒色にすることで、熱を吸収するので冬場はとても暖かく過ごすことができるのです。
ただし、断熱材を入れているお家の場合は、冬に暖かいと感じることはあまりないですよ。
寒い地方のお家で断熱材を入れていないお家に限り、冬はすごく暖かく生活できるでしょう。
とてもおしゃれな感じクールな感じに仕上がる
黒色は、シックな色なので、とてもおしゃれな感じに外観を仕上げることが可能です。
デザイン性を重視するときは、黒色って重宝しますよ。
他の色とも組み合わせやすいのと、黒色を使うことで引き締まった感じにみさせることも可能です。
雨だれやカビなどの汚れが目立たなくなる
黒色を使うことで、カビや、雨だれなどの汚れも目立ちにくくなり良いでしょう。
家を見つけやすくなる
黒色を使っているお家って限られているので、遠くからでも自分の家を見つけやすくなります。
誰か人を呼ぶ時もわかりやすいですよ。
独自の色合いを出したいときは、黒色はオススメです。
デメリット
- 断熱材を入れないと夏場は暑い
- 白っぽい汚れが目立つ
- 紫外線の影響でいろあせが目立ちやすくなる
- 黒色を使うときは、周りの家との兼ね合いを考える
- 暑苦しい印象を与えてしまう
断熱材を入れないと夏場は暑い
黒色の壁は、どうしても太陽の光を吸収してしまいます。
冬場にはとても良いのですが、夏場は、とにかく暑いでしょう。
断熱材を入れていないとお部屋の中も暑くなってしまいます。
断熱材を入れても、外壁は熱を吸収するのでとても熱いのは変わりません。
うっかり触ってしまうと、ヤケドをすることもあるので注意が必要です。
白っぽい汚れが目立つ
鳥のフンなどの汚れは目立ってしまいます。
近所に畑などがあるときは、砂埃りもついてきます。
その汚れも白っぽいので目立ちますよ。
外壁に黒色を使うときは、汚れにくい外壁材を選ぶと良いでしょう。
そうすれば、汚れがつきにくくなります。
紫外線の影響でいろあせが目立ちやすくなる
黒色の外壁は、他の色よりも、紫外線によって色があせてしまうのが目立ってしまいますよ。
紫外線の影響自体は、他の色も黒色も変わりません。
この色あせが目立たないようにする、ちょっとでも防ぐ方法としては、外壁材にUV カットが入っているものを選ぶと良いでしょう。
そして定期的にメンテナンスをしていれば、防ぐことができますよ。
黒色を使うときは、周りの家との兼ね合いを考える
黒を使うとどうしても圧迫感のある色になってしまいます。
色の具合よっては、すごく重い感じにもなってしまうでしょう。
この色を好まない人もいたりするので、トラブルにならないためにも、一応近所の人に確認してみるのも良いかもしれません。
地域によっては、規則がある場合もあるので、国土交通省のホームページで景観地区について確認しておくと良いですよ。
暑苦しい印象を与えてしまう
黒色を使うと見た目、どうしても暑苦しく見えてしまうこともありますよ。
まとめ
外壁塗装で黒い色を使うと暑いのかなど詳しくご紹介いたしました。
黒色は、熱を吸収しやすい性質のある色なので、どうしても太陽の光を吸収してしまいます。
そのため、断熱材を入れないと夏場、室内が暑くて大変と言うことになってしまいます。
冬場は、暖かくてとても快適ですよ。
断熱材を使えば、室内の暑さも調整できます。
外壁は、熱を吸収してしまうので、うっかり触るとヤケドしてしまうと言うこともあるので注意が必要です。
黒は、メリットもたくさんありますが、デメリットも。
両方のことを把握した上で検討してみてくださいね。
黒色を使いたいときは、まずは業者の方とよく相談してみましょう。