外壁塗装をして、出来上がったら、どうも思っていたのと違うとか、品がなくなった感じに見える、安っぽく見えてこんなはずではなかったと後悔することもありませんか?
せっかく高いお金を支払ってしてもらったのに、出来上がりで後悔してしまうのはショックですよね。
そんな悲しいことにならないためにも、安っぽく見える外壁塗装の特徴と、どのような点に注意して行えば良いのか、もしそうなってしまったらどのように対処すれば良いのか詳しくご紹介いたします。
参考にしてみてくださいね。
外壁塗装をして安っぽく見えてしまう理由
外壁塗装をしたのに、安っぽく見えてしまうのはなぜなのでしょうか?
その理由をいくつかご紹介いたします。
- 艶がありの塗料を使ってしまう
- 単色の塗料を使うと安っぽく見えてしまう
- 凸凹のない外壁
艶がありの塗料を使ってしまう
塗料には艶があるもの、ないもの色々あります。
艶あり、7分艶あり、5分艶あり、3分艶ありの4種類あり、このうち艶ありの塗料を使ってしまうと、安っぽく見えてしまうこともあるのです。
艶があって光沢があるのですが、全体的には安っぽく見えてしまうのです。
ただ、耐久性のことを考えたら艶があった方が良いのですが見栄えが悪くなってしまう可能性はありますよ。
単色の塗料を使うと安っぽく見えてしまう
レンガ調やタイル調のサイディングなどの壁に単色で塗料をしてしまうと安っぽく見えてしまうことがあります。
目地部分の色を変えればそれを防ぐことはできるのですが、お値段は高くなってしまいます。
なので、通常は、サイディング柄に関わらず全て単色で塗りつぶす方法を利用します。
見た目は残念ながら安っぽい仕上がりになってしまうこともあるのです。
凸凹のない外壁
凸凹のない壁も単色で塗ってしまうと安っぽく見えてしまいます。
シンプルでモダンなデザインによっては、凸凹がない外壁でも安っぽく見えないこともあります。
安っぽい外壁にならないようにするための対処方法
安っぽい外壁にならないようにするにはどのようにしたら良いのでしょうか?
対処法をご紹介いたします。
- 複数の塗料を使う
- クリアな感じに塗装する
- レンガ調やタイル調のサイディング壁を多彩に仕上げる
- もう一度塗り替える
- アクセントになるカラーを付け加える
- 壁に飾りをつける
複数の塗料を使う
外壁塗装で安っぽく見せないようにするには、色々な種類の色を組み合わせて使うと良いのです。
上手に色を使い分けましょう。
建物の形に合わせて、2色から3色の塗り分けをすると良いですよ。
例としては、アクセントになる部分を濃い色にするだけで重厚な感じに仕上げることができたり、1階と2階部分で色を変えてみたりすると言うような方法があります。
クリアな感じに塗装する
元々のサイディング柄(レンガ調やタイル調など)を活かして塗装する方法があります。それがクリア塗装。
クリア塗装をすることで、安っぽく見えるのを防ぐことができます。
ただし、このクリア塗装を利用するときは、元々のサイディングの外壁の状態が良い状態でなければいけません。
色褪せが起きていたり、変色していたりすると、クリア塗装をした後もそのまま残ってしまいます。
レンガ調やタイル調をそのまま活かして使う場合は、できるだけ状態の良い時期にクリア塗装をするようにしてくださいね。
レンガ調やタイル調のサイディング壁を多彩に仕上げる
どうしても安っぽくみさせたくないと思ったら、複数の色を使って塗装する方法があります。
サイディング壁に有効ですよ。
レンガ調やタイル調の場合なら、目地の部分の色を変えてみたり、塗料そのものに複数の色を使ってあるものを使って、吹き付ける方法などあります。
お値段的には割高になってしまうのですが、安っぽく見えるのを防ぐことはできますよ。
もし、気をつけていても安っぽい外壁になってしまった時の対処法としては次の方法がありますよ。
もう一度塗り替える
せっかく塗った後ですが、もう一度塗り替える方法もあります。
外壁塗装をもう一度することで、安っぽい外壁を変更することができますよ。
また、複数の色を使ってみたり、部分的に色を変えてみたり工夫してみるのも良いでしょう。
アクセントになるカラーを付け加える
部分的にアクセントになるカラーを塗る方法もありますよ。
部分的にするので、費用も抑えた上で解消することができますよ。
壁に飾りをつける
壁に飾りをつけてアクセントをつけることで安っぽく見えなくなりますよ。
デザインや外壁にどのような飾りが合うかどうかしっかり検討する必要があるでしょう。
まとめ
安っぽく見える外壁の特徴と対処法についてご紹介いたしました。
艶のある塗料を使ったり、サイディングの壁や凸凹がない壁に塗料を塗るときなど注意が必要です。
単色でしてしまうと、どうしても安っぽく見えてしまうこともあります。
複数の色を使ってみたり、壁に飾りをつけてみたりすることで改善されることもありますよ。
艶があるほど耐久性も高くなるのですが、どうしても安っぽく見えてしまいます。
どのような塗料が合うのか、どこに重点を置くかで安っぽい壁から解消することができますよ。
悩んだときは、業者の方によく相談してみてくださいね。